【インターン記】大学5回生、大人未満です。新しく枠に入ったインターンの自己紹介
はじめまして、合法モラトリアム中です
はじめまして。この度、5月から枠でインターンをすることになりました、京都で大学5回生をしている大竹莉瑚です。
「楽しく働く大人って、どこにいるの?」から始まった問い
いろいろツッコミどころがあると思いますが、このブログを始めるに至った背景につながるように、一つずつ回収していこうと思います。
まず、大学5回生という数字。
なぜ5回生なのかといいますと、いろいろ拗らせた結果、迷惑をかけない範囲で「合法モラトリアム期間」を設けようとしたためです。
大学3回生の終わりに休学を決意し、昨年の2024年に1年休学していました。休学に至るまでにはいろいろな葛藤がありましたが、自分の中で一番大きかったのは、
「楽しそうに働いている大人、いなくない?」
という、単純ながらも私にとってはその後も根気強く付き合わざるを得ない、強烈な気づきから来るものでした。

このまま何も考えずに大人になってしまったら、面白くなくなってしまう。当時、私にはそんなとんでもない焦りがありました。
成人し、法的にはもう大人であるはずなのに、自分のカテゴリーに納得と自覚がなく、「いやだ、いやだ」とそれこそ子供じみた抵抗を試みたのです。
こういう想いを社会に発信するのは勇気がいりますよね。ちゃんと社会人をされている皆さんからしたら、いろいろ感じるところがあると思います。私自身、自分のこの考えは甘えだ、わがままだと蓋をしていました。
だから、3回生の夏ごろから長期インターンをしたり、就職活動をしてみたりと、一応社会人になるための準備をしていたわけです。でも、やっぱりこの違和感が拭えない。やればやるほど分からなくなる。
そして、こんなわがままに本気で向き合えるのは、若さ、つまり学生の特権なのでは?そして、それが社会からも見逃してもらえるのは今だけなのでは?と思い悩み、休学を決意しました。
私は何をそんなに焦っていたのでしょう。
たぶん、昔に比べて自分が面白くなくなっていることに自覚的であったからです。
「楽しそうに生きている面白い大人になりたい」と思いながらも、社会の常識とか同調圧力とか、「こうするべき」みたいなのにしっかり影響を受けて、それっぽい、要領のいい選択をするのに抵抗がなくなっていることに気づいたからです。
それがダメだというわけじゃありません。そして、自分のわがままに向き合うのが今だけの特権かと言われると、決してそうではありません。いつでも、なんでもいいと私も思います。
でも、ヒトは慣れの生き物だと思うので、頭を使うのは大変なことだから、なんとなくそのままでいいような気がしてしまいます。右に習いたくなってしまいます。
だから、向き合うなら「いま」かな、と。
そのタイミングで、「地域で活動してみないかい?」とお声がけいただいて、ひとまずそれをやってみるかと、なんとなくやることも見つかったので、分かりやすい理由のない休学へ踏み切りました。
“なんでもやる”の、その先で見えたこと
休学期間の行動指針として、「なんでもやる」「面白い大人に積極的に会いに行く」「迷うことに全力を尽くす」の3つがありました。
休学期間中の最初は、他の大学生と一緒に地域で活動したり、地域活動に誘ってくれた大人の方のお仕事についていってみたりしながら日々を過ごしていました。その中で、本当にいろんな出会いに恵まれました。まさに「全部やってみる」を実践していたので、様々な場に行きました。
その中で、
・京都の地域通貨内で加盟店を持ったり、
・京都市の25年続く基本構想を考える未来共創チーム会議のメンバーをしたり
・いろんなメディアやラジオに出演したり、その流れでポッドキャストをやってみたり、
・アフリカにバックパックしに行ったり…!


かなり濃密な休学期間を過ごしました。この活動のいくつかは、復学後の現在(2025年8月時点)でも継続中です。
今はこれに加えて、
・活動している洛西地域の商業施設内の空きテナントを「リビング・ラボ」と称し、チャレンジスペースの運営に関わったり、
・「漂流スタンド」という無目的な出会いと交流の場を京都のあちこちで開いたり、
・共感資本である地域通貨とそのコミュニティを用いて、京都の「学生」が「地域」や「大人」と出会えるプログラムを作ったりと、
実は、まだまだいろいろ挑戦中です。
“働く”と“生きる”のあいだにいる私が、枠に来た理由
そんな中、私が枠に来た理由。それは、、、直感でした。
「ここ、楽しそう。何かがありそう」という、まさに直感です。
元々、枠の社員である倉本さんと知り合いで、最近、枠とは別の働き先の広報をお願いしたのをきっかけに「枠」と出会いました。
休学期間からいろいろ挑戦してきたのはいいものの、悩みというのは尽きないもので。
なんとなく「これいいな」「こんなことに心が躍るな」と思うものが見つかっても、それを仕事としてやるのって現実的なのかな?と悩んだり。
京都で今やっていることを、ちゃんとお金を回しながら頑張りたいと思う反面、今の自分に何ができるんだろうとか、そもそも生きていけるのか?といろいろ悩んでいたら、何も手がつかなくなってしまって。
周りにいる憧れるような大人は、何か特別なものを持っている気がする。才能とか、経験とか。
何にもない自分は、やりたいことだけやってちゃいけない気がする。まずは学んでから、とか。学ぶならやっぱり東京?大きい会社?とか。
大学に復学すると、周りはもっぱら就活の話題で持ちきりだし、「新卒カード」とか「就活戦略」とか、「大手が、福利厚生がどうのこうの」など。そんなことばかり耳にしていると、どんどん自分のことが分からなくなっていきました。
「やりたい」と「こうしなきゃ」の狭間で揺れ動いた、まさにそのタイミングで「枠」に出会ったのです。
「枠」は、関係資本、環境資本、経済資本の三資本主義の中で特に関係資本を大事にする会社で、
「その関係は気持ちいいか?」という存在意義の元、心地よいコミュニケーションが生まれるお手伝いをしている会社です。
私が「会社で働く」ということがしっくりこないのは、そこで頑張ることが幸せにつながっているかどうかが分からないこと。「営利非営利、公私にかかわらず、どの会社も誰かのために存在しているはずなのに、みんなこんなに必死に働いているのに、幸せに見えないのはなぜなんだろう?」
労働の中に組み込まれていって自分が失われている感じ、形のないものに組み込まれてただの労働力としか存在していない感じ。
会社という組織を維持しようとすると、“しょうがない”ことがたくさん出てきてしまう。そんな中で、働いている人の幸せとか、届ける相手の幸せが“しょうがない”と後回しにされている感じ。
でも「枠」は、関係資本を一番に考えている。関係性の心地よさを大事にしている。サービスを提供するクライアントに対してだけでなく、自分たちの会社自身がそうありたいと、普通の会社ではありえないような取り組みやコミュニケーションが存在する。それでありながら、お金の大切さも知っている。
これは、ほんの2ヶ月しか働いていない私から見たちょっとの景色だけど、そう思える会社や組織が多くないのはよく分かっています。あの時の直感は間違っていなかったのだと思います。そもそもインターンを募集していなかったのに、受け入れてくれたことに感謝です。

私が過ごす枠での日常
ここまで読んでいただけたら分かると思うのですが、私は「どうでもいいかもしれないこと」で悩み続けてしまいます。みんなが受け入れてできることが、なかなかうまくできません。どうしても悩んでしまうのです。
でも、こんな人は私だけじゃないのではないでしょうか?
そうじゃないとしても、「こんな奴もいるのか」「今の若者はこんなことを考えているのだ」と、私があれこれと悩む姿を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
私の取るに足らない疑問と、その葛藤を通して、読んでいる皆さん自身が働くことや生きることに関してどう感じているのか、「今、心地よい状態なのか?」「自分にとって何が心地よいのか?」を考えるきっかけになれば、それが一番いいのではないかな?と思います。
誰かのために何かをするのは好きな方だとは思うのですが、「これって自分のエゴじゃない?」とすぐ疑ってしまいます(めんどくさいですよね、笑)。
だから、私がやりたいこと、悩んでいることを率直に垂れ流して、その延長で誰かの目に留まる、もしかしたら何か感じてもらえる。それぐらいがちょうどいい。それぐらいが、今の私の心地よいモチベーションであり、皆さんに影響を与えられる範囲だと思っています。
私が一人で悩んでいても面白くないので、信頼できる枠の大人たちにも、一緒に考えてもらいたいと思っています。私は出勤時、枠のメンバーとお昼をご一緒することが多いのですが、そのときにちらっと聞いてみたり、仕事中にちょっと雑談してみたり。そんな他愛もない時間の中でも、いろいろな気づきがあります。すでにたくさん助けられています。

モヤモヤと生きる、そんな日々を書き残すということ。
今回は私の自己紹介になるのですが、次回以降は私の働くのモヤモヤを考えるシリーズになります!
月ごとにテーマや問いを設定し、それについていろいろ考えてみます。「枠」のちょっとした日常もお届けできれば。
今はこれぐらいが心地いい。
「生きる」ことを大事に、丁寧に取り組んでいたい。
その中で、「働くってなんだろう?」という問いに向き合っていきたい。
「枠」で、このブログで、この場所で。
これからどうぞよろしくお願いします。
p.s. 「枠」のオフィスやイベントにも出入りしていますので、もしブログでご興味を持っていただけたら、ぜひ対面でもお会いしましょう!
(枠インターン:大竹)