上ノ薗正人のMy Mission
「Start with Bricolage.」
ブリコラージュということばがあります。僕がそれを知ったのは、フランスの文化人類学者・クロード・レヴィ=ストロースの著書に触れたときでした。
その場にある、ありあわせのものや要素を組み合わせ試行錯誤して、必要な道具をつくること、と理解しています。
僕は枠というチームが、まずはあなたにとっての「ありあわせのもの」のような存在でありたいと思っています。
イマを生きる僕たちは、常にわからないことに直面します。
何からすれば良いかわからない / 何が正解かわからない / 相手が何を考えているのかわからない / 自分がわからない…
僕も同じくわからないことにたくさん直面します。
その時、僕はブリコラージュということを思い出します。
そこにないものではなく、今ここにある要素で、まずつくってみること。かたちにすること。ことばにしてみること。
かたちになることで、そこにはひとつの「基準」がうまれます。
それがあることで、わからないことが、そのかたちを起点として考えたり、人と対話することができるようになります。
そもそも、ありあわせのものがなかったり、あってもつくれない、ということもあるかもしれません。
その時、ありあわせのもののひとつに、僕を入れてもらえたら、と思っています。
ありあわせの1つとして、あなたに対するひとつの「かたち」を用意できるかもしれないからです。
それを起点に、「より好い未来」の一歩があると信じて。