【インターン日記】大学生が段ボール会社の社内環境を見て「気持ち良い職場」とは何か考えてみた①~ストーリー編~
インターンの中で関わった段ボール会社さんの社内文化醸成プロジェクトについて書いていきます。また、これを踏まえて「気持ち良い会社のあり方」についても、私なりの視点で考えを書いていきたいと思います。今回は、プロジェクトの概要からお話していきます。
はじめに
こんにちは。藤元です!
今回は、私がインターンを通して関わらせていただいている、IMARI株式会社のプロジェクトについて書いていこうと思います。
IMARIは、現在佐賀で段ボールの製造、販売を行っている会社です。

まさか自分が段ボールを作っている会社と関わることになるとは思いませんでした。
ただ「段ボール」というと普段は意識したことがないくらい、自分の生活に密接なものなので、どういった会社なのかすごく気になりました。社長の福井さんのお話によると、社員の教育と採用に力を入れたいとのことでした。
福井さんと打ち合わせを重ねていくにつれて、IMARIに必要な社内環境のありかたと、その整備の仕方がだんだんと分かってきました。そこで今回のインターン日記では、IMARIとのプロジェクトについて整理しながら「社員が気持ちよく働ける環境」について考えてみようと思います!
プロジェクト概要
今回はIMARIの社内環境の整理と、社長の福井さんが掲げている「IMARI構想」に向けた取り組みのお手伝いが主なプロジェクトになります。
IMARI株式会社について
IMARIは、佐賀県伊万里市にある段ボール製造、販売の会社です。計23人の社員さんがダンボールの設計、製造、塗装などの業務を行っています。



福井さんから話を伺ったところ、「経営層の社員がいない」とのことで、社員のスキルアップが必要であると仰っていました。
そのため当初は「社内大学」を設置し、社員に向けた勉強会を行いたいという話をしていました。
そこで、社員さん達に必要なスキルセットを考えるべく、実際に働く社員さんとディスカッションを行いながら社内の課題を洗い出す作業を行いました。
「IMARI構想」について
福井さんの掲げる「IMARI構想」について、お話します。簡単に言うと、佐賀県伊万里市から会社の経営ができる人材を世に送り出したいというものです。自分の定年までに10人くらいの経営者を育てられたらいいなとのことでした。意識の高い福井さんに食らいついて「頑張ってみたい!」と思う若者は少なくないと思います。
ちなみに、福井さんの考える長期的な伊万里市の理想について尋ねたところ
・生活のために働く状態から開放されている人が集まる町
・得意なこと、好きなことをやっている人で溢れてほしい
と話していました。
また、福井さん自身が好きなことは「その人に向いている仕事を考えること」らしく、そういうことを仕事にしたいとも考えているようでした。福井さんは「自分のやりたいことや実現したいことを発見するために時間を費やすのは素敵だと思う」と何度も話していました。
次回のブログでは、社員さんにとっての「理想の職場」と、理想を実現するために立ちはだかる課題の解決について行ったディスカッションの様子を、お届けしたいと思います。