【インターン日記】大学生が段ボール会社の社内環境を見て「気持ち良い職場」とは何か考えてみた②~ディスカッション編~
インターンの中で関わった段ボール会社さんのプロジェクトについて書いていきます。また、これを踏まえて「気持ち良い会社のあり方」についても、私なりの視点で考えを書いていければと思います。 |
こんにちは! 藤元です。社内の課題と社員に必要なスキルを考えるために、実際に社員さんと一緒におこなった計3回のディスカッションについてまとめていきます!社員さんにとっての「理想の職場」と、理想を実現するために立ちはだかる課題、課題解決の方法について、社員さん目線のお話を色々とお聞きすることができました。
社員さんとのディスカッション
①Aさん(製造部)
ー理想の職場は?
「午前中だけ仕事をして午後からは好きなことができる会社」
ー時間が余ったら?
「新事業に向け、企画を考えたりしたい」
②Bさん(営業部)
ー理想の職場は?
「気持ちもお金も身体も余裕がある状態」
ーなぜ?
「嫌だな~と思いながら仕事をしたくないから」
ー今抱えている課題は?
「現場とのコミュニケーションが取れていないこと」
「他の部署の人の声をもっと聞けたらいいな」
③Cさん(設計課)
ー理想の職場は?
「サンプル製品を組み立てる場所がほしい」
「作業場所が埋まっていると、待たないといけないので…」
ー他に課題はありますか?
「設計道具がアナログだったり使いにくかったりする。設備の課題はある」
ーどうすれば解決できそう?
「保管場所や、工場内にいらないものが結構あるので、捨ててしまえば場所が増えたりするかも」
④Dさん(製造部)
ー理想の職場は?
「何年も働きたいと思える会社がいい」
ー何があれば“何年も働きたい”と思えるのか?
「単純に給与が上がると嬉しい」
「皆の年収を上げたいという話は以前あったけど……現実的に上げられるのかは分からない」
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以上、4人の社員さんの意見を抜粋してご紹介しました。
この他に「週休3日でもっと自由な時間が増えたら嬉しい!」などユニークな意見もありました!
一方で、「冷暖房設備をもっとしっかりして、駐車場の数を増やしてほしい」「社員同士の連絡用に社用ケータイがほしい」など、現実的な意見もたくさん出ました。
これらの課題を抱えているものの、社員の中だけではどうしても解決までは至らない……。そんな状態を、福井さんは問題視していたのか~と気づかされました。
ディスカッションの結果から、社員同士で解決策を出し合って改善していけるような「環境作り」ができれば良いのではないかという話になりました。
また、社内の部署ごとの連携が難しい状態であることも、会社全体の課題だと思いました。
「お互いの仕事内容を理解できるような機会があれば良い」という意見もあり、社員さん自身も解決を望んでいる状態であることは感じました。
自分の仕事に誇りを持っているからこそ、スムーズに連携がいかないときの煩わしさがあるのではないでしょうか。
定期的に新入社員も入ってくるそうなので、課題を共有しながらお互いに解決するための方法を話し合える文化が、社内に醸成されていけば良いかもしれません。
そのためにも、今後はブレスト形式の会議を増やすために、フォーマット作りをしていこうという形で方向性が決まりました。
これに加えて、従来の週報制度も見直すことで、日常的に問題解決について考えられそうです。
また、当初の「経営者を育てるための大学」を社内に設置するという構想は、ひとまず社外に向けた勉強会として、対外的に企画していくことがベストという話になりました。
今回、社員さんからあげられた意見や、当初想定していた計画の変更を踏まえ、次回のブログでは「インターン生の私が、本プロジェクトを通して感じたこと」をまとめてご報告したいと思います!