社員の性格を分析し、働きやすさを追求!
枠が行う「エゴグラム月次会」とは?(後編)
枠のブログをご覧いただき、ありがとうございます!
枠の広報担当・ナカタです。
前回のブログでは、枠独自の社内文化「エゴグラム診断&エゴグラム月次会」の概要をお届けしましたが、今回のブログではもう少し内容を掘り下げ、エゴグラム診断を受けている&毎月月次会に参加している枠社員と、いつもお仕事にお力添えいただくパートナーさんに、エゴグラム診断を受けてみた感想や月次会に対する思い、さらにはお互いの診断結果に関する所感まで……。エゴグラムにまつわるアレコレのお話を伺ってみました!

1989年、広島県広島市生まれ。2022年8月から枠社員として勤務中。フリーランス時代から動画編集&イラストレーターとして活動。エゴグラム診断結果は「優しさ」や「共感」、「愛情」の要素を示すNP(母)の値が高く、自他ともに認める面倒見がいい性格。一方で「ルール」や「責任感」の要素を示すCP(父)の値が低く、ややルーズな性格を自覚している。

1989年、大阪市阿倍野区生まれ。大学中退後にパソコンスクールのインストラクターやWEB制作会社を経て、現在はフリーのフロントエンドエンジニア、WEBディレクターとして活躍中。「協調性が高い」「倫理的」の要素を示すAC(順応的な子供)の値が高く、真面目な性格。一方で「アイデア」「エネルギッシュ」の要素を示すFC(自由な子供)の値が低く、アクティブさに欠ける自覚がある。
ー自分の診断結果について&他メンバーの診断結果について
ー 本日はよろしくお願いします! お二人は枠・代表の白井さんを介して、20代の頃から仕事仲間としてお付き合いがある仲なんですよね。さっそくですが、個別のエゴグラム診断のご自身の結果をどう思われましたか?

倉本さん(以下、倉本):率直に「当たってるな〜」と感心しましたし、数値が高いところより低いところがより自分の性格を示しているなと思いましたね。僕は「責任感」などを表すCP(父)※1の値がめちゃくちゃ低かったんですが、まさにその通りの性格で……(笑)。一つだけ極端にへこんでるのが、僕の性格をよく表していると思います。
木戸さん(以下、木戸):でも、NP(母)※2の要素が高いのも当たってますよ。僕と倉本と枠代表の白井さんは、枠設立前からよく仕事で関わってきたけど、倉本の「面倒見がいい」「愛情深い」性格は、白井さんも普段から褒めている気がします。
倉本:嬉しい! たしかに、その要素は自覚あるかも……。でも、自分一人で診断結果を見てたら「自分、こういうやつだよな」で終わってたと思います。こうやって木戸くんや白井さん、そのほかの人と自分の結果を共有することで「倉本ってそういうところ、あるよね」ってアドバイスがもらえるのも、枠のエゴグラム月次会のいいところです。ただの性格診断と比べて、レイヤーが何層も厚い印象がある。
木戸:僕も、診断結果を見て「すごい当たってるな」と思いました。僕の場合、秩序を重んじるAC(順応な子供)※3がカンストしてるんですよ(笑)
(木戸さんはACの値が満点の20点)
倉本:わっ、ほんとだ! 枠の社内には他にもACが高いメンバーはいるけど、満点は木戸くんだけだよね。
木戸:この結果って「文句なしのその通り」なんですよ。ルールを厳守したり、自分の感情より相手の要求を優先したり……。そのまんま、自分の性格を表している結果だと思います。逆に、FC(自由な子供)※4の値がすごく低いんだけど、これも納得。僕にはエネルギッシュさとか自由さは全然ないので(笑)
※1 CP(父):正義感や道徳心、責任感が強く、いわゆる「厳格な父」的性格を表す項目。CPの値が高い人はリーダーシップに優れていて頼りになる一方で独断的。ときにパワハラめいた言動が目立つ場合も。CPの値が低い人はおっとりしていて友好的である一方、ルーズで約束を守れない一面も。
※2 NP(母):思いやりや寛容性、共感性が強く、いわゆる「優しい母親」的性格を表す項目。NPの値が高い人は世話焼きで思いやりがある一方、人を甘やかしすぎる一面も。NPの値が低い人は、ドライでマイペースな性格。
※3 AC(順応的な子供):親や先生、周りの人の意見をよく聞き空気を読む、いわゆる「優等生」的性格を表す項目。ACの値が高い人は周囲に気を遣う協調性の高い人が多く、低い人はどんな場所でも自由に振る舞えるおおらかさがある一方で、協調性に欠ける一面も。
※4 FC(自由な子供):のびのびとした性格で、感情豊かな性格を表す項目。FCの値が高い人は自由奔放で明るく、創造性に長けている一方で、自己中心的でわがままな一面も。FCの値が低い人は大人しく控えめで、自己主張が苦手な性格。
ーお二人とも、診断結果には「納得」のひとことだったんですね。では、他の方の結果に対してはどう思われましたか?
倉本:白井さんや木戸くんは付き合いが長いので「なるほど」と思えましたが、業務上ペアになることが多い岡崎さん(※「株式会社 枠」3代表のひとり)の場合は「こういう人なんだ」と、まず診断結果から、性格に対する理解を深めた感じです。枠に入社して、一緒に過ごす時間が長くなればなるほど「たしかに、診断結果通りかも」と思う機会も増えてきました。
木戸:僕も倉本と同じで、接点がほとんどなかった枠の社員さんたちの人となりを、まず診断結果から学んでいる感覚です。「こういう人なら、こういうふうにコミュニケーションをとろう」と考えるための参考資料に、診断結果を役立てています。白井さんや倉本なんかは付き合いも長いし、診断結果も本人のイメージそのままでしたけど。
倉本:わかる。白井さんは診断結果がそのまま人柄に滲み出てるよね(笑)。でも、他のメンバーもいろんな時間や仕事を共有していくと「なるほど、結果通りだな」と思える面がたくさんあったりして、エゴグラム診断の奥深さを肌で感じますね。
ー「飲み会」でもなければ「仕事」でもない。 エゴグラム月次会は、「枠」という会社を象徴する特別な時間
ー枠では、エゴグラム診断だけでなく、診断結果にまつわるエピソードとおすすめコンテンツを同時に全社員に紹介する「エゴグラム月次会」を毎月おこなっていますよね。
倉本:僕は、診断結果より月次会のほうがエゴグラム診断の醍醐味だと思っています。一人当たり5分程度の簡単な発表だけど、性格が顕著に表れるのが聞いていて面白くて。エゴグラムの診断結果の中から「そういえば、この結果にまつわるこんなエピソードがありました」という体験談を話す「エゴグラムレポート」の時間でも、自分の長所を話す人もいれば、短所や悩み事をニッキーさんに相談する人もいたり……。
エゴグラムの診断結果だけではわからないもっと内面の性格が、レポートやコンテンツ紹介でさらに掘り下げられている感じがします。
木戸:倉本のいう通り、診断結果と好きなコンテンツ紹介で、かなりメンバーの皆さんの人となりを知ることができている気がします。僕の場合、「この人はどういう人なんだろう?」「こんな接し方で、不快に思っていないかな?」と、対人関係で気を遣うことが多くて気疲れしてしまう性格なので、普段接点が薄い人のこともよく知れる月次会に、社員じゃない自分でも参加させてもらえるのはすごくありがたいです。
倉本:社員全員が予定を合わせて、1時間以上しっかり意見を発表し合う場って、クライアントワーク以外でありえない気がするけど、枠ではありえるんだよね(笑)。エゴグラム月次会は雑談を交えながら楽しく進めていくけど、ニッキーさんに真面目な相談をする人もいたりして、飲み会ともちがうしブレスト会議ともちがう、不思議な時間なんですよ。楽しい雑談と真面目な分析時間の緩急がしっかりついていて、すごく有意義な時間だと感じています。
ー代表陣も、みなさん忙しいはずなのにかなりしっかりレポートを作成して、毎月参戦してますよね(笑)。みんな、月次会を楽しみにしているのが伝わってきます。お二人はエゴグラム診断を日常生活や仕事の面で活用されていますか?
倉本:「活用」という面でいうと、印象に残っているエピソードがあります。前に、ニッキーさんに「メールの返信をするのが億劫で、及び腰になってしまう。自分に罰ゲームを課したら捗りますかね?」と相談したときに「倉本さんはCPが低いので、罰ゲームを設定しても、罰ゲーム自体をサボってしまうと思います。それよりも自分にご褒美をあげた方がやる気が出る性格ですね」とアドバイスしていただいて「なんでそんなことまでわかるんだ!? 言われてみれば、罰ゲーム絶対サボるわ!」ってびっくりしたんですよ(笑)。それに、僕の「ご褒美に弱い」性格まで見抜かれて……。
恥ずかしかったけど「恥ずかしい!」と感じるくらい性格を見抜かれるって、すごいことじゃないですか? ましてや、ニッキーさんとは最近お知り合いになったばかりなのに。
木戸:すごいエピソードやん(笑)。でも、倉本のエゴグラムレポートの活用方法はすごく上手やと思う。毎月「これ、ニッキーさんに相談しよう」と思ってレポートを作成してる?
倉本:そうそう。「今月は仕事、もしくはプライベートでこんな失敗があったな。ニッキーさんに相談してみたら、次から回避できるかな?」と思って、質問前提でレポートを作ってる。
木戸:なるほど! そういうふうに月次会の時間を活用する方法もあるんだ。僕も次からそうしよう。
倉本:さっきも話したけど、やっぱり「エゴグラム」がただの性格診断と違うのは、ニッキーさんというプロの解説あってこそだと思うから、せっかくならプロにアドバイスしてもらって、仕事や日常生活に活かしたいですね。それに、ニッキーさんにも毎月「コンテンツレポート」や「今月の1冊」を見ていただいてるので、エゴグラムの診断結果よりさらにその先の、枠のメンバーの人となりまで考慮したアドバイスをいただけてる気がします。
ー倉本さん、めちゃくちゃエゴグラム月次会を使いこなしてますね!私も真似しよう(小声)。最後に、お二人はこれからもエゴグラム月次会を続けていきたいと思いますか?
倉本:めっちゃ思います! 自分のことを客観的に分析してもらえるのは楽しい上にタメになるし、社員全員の趣味や嗜好、性格が知れるのって、働く上でもすごくアドバンテージになります。
枠の社員はみんな、エゴグラム月次会に対してやる気満々なんですよ(笑)。「この時間、意味あるのかな?」と思ってる人が誰もいないのが伝わってきて、枠の和やかな雰囲気を象徴する月次会になっていると思います。「枠だから楽しめている」というより、どこの会社が導入しても、和気藹々とした時間が生まれそうです。
木戸:僕の場合は「社員じゃない」というのもあって、倉本よりもう少し俯瞰した目でエゴグラム月次会を観察しています。「この月次会を続けていくことで、この会社にどういう変化がもたらされるのかな?」みたいに。
倉本:「神の視点」みたいな感じ?(笑)
木戸:そんな大袈裟なモンじゃないけど(笑)
ーお二人とも、ありがとうございました!
ーまとめ
今回のブログでは、前編・後編に分けて枠独自の文化「エゴグラム診断&月次会」をご紹介いたしました。
自分のことだけでなく、共に働く社員全員の性格を言語化し、さらには長所の伸ばし方や短所への対策方法などまで掘り下げてくれる「エゴグラム診断」。私を含めた枠メンバーは「今後も活用していきたい画期的なツール」だと、エゴグラム診断に大きな信頼を寄せています!
後編の対談内でも話が出ましたが、枠のエゴグラム診断&月次会が実のあるコンテンツになっているのは、「エゴグラム診断のプロ」であるニッキーさんの存在が大きいです。
プロのアドバイスをいただきながら、毎月の出来事を和気藹々と報告しあえる月次会は、スタートから半年経った今、「枠という会社を象徴する文化」(by倉本さん)に、たしかに成り得ている気がします。
今後のブログでは「エゴグラム診断&月次会」のように、枠独自の文化をまだまだご紹介する予定です。また、お読みいただけますと幸いです!