枠が社内講座に力を入れる理由【社内勉強会:前編】
枠のブログをご覧いただき、ありがとうございます!
広報担当・ナカタです。
今回のブログでは、枠社内で行われている「勉強会&講座」についてご紹介いたします!

枠では、社員向けに講座を定期開催しています。
取締役・矢吹 フサコさんが講師を務める毎週開催の「マーケティング講座」ほか、代表・白井さんが講師を務める「PR勉強会」、毎月労務士さんを招いて、主に役員向けに行っている「労務勉強会」など、学ぶ内容や講師陣はさまざま。
すべての講座の録画を、全社員が後から閲覧できる共有ドライブも設けています。
「社会人になると、なかなか勉強の時間が取れない……」「自ら外部セミナーや講座に参加するのはハードルが高い!」と感じる私のような社員にはとてもありがたい制度ですが、なぜ枠では社員向けの勉強会を行っているのでしょうか?
代表・白井さんにお話を伺いました。
「勉強会」を通じて、社内の共通認識を作る。 社員に対する教育の側面も。
ー社内で勉強会をおこなうことになった経緯を教えてください。
白井:「枠」という会社は、これまでそれぞれまったくちがう業界、職種で働いてきた3代表が集まってできた会社です。それぞれ特化している専門分野があることが枠の最大の強みですが、経歴の差異によって、仕事上で様々な認識のズレが生じることに悩んでいました。
例えば「ディレクション」という言葉ひとつとっても、3人が思い浮かべる仕事の範疇は全然ちがうものだったり……。「プロデューサー」や「ディレクター」、「プランナー」など、企業によって役割の認識が全然ちがうことって、枠だけでなくクリエイティブ業界ではよくあるんです。
あと、現在枠には社員や仕事をお願いしているパートナーさんが複数名いますが、こちらもみなさん、経歴がバラバラです。3代表が集まって会社を設立し、たくさんの人と関わってさまざまなプロジェクトを進めていくにあたり、認識の相違を解消し、全員がすんなり分かり合える共通言語を作ることがまず最初の課題だと感じていました。
〜枠・代表3人の経歴〜
株式会社ニトリにて新店舗立ち上げや現場マネジメント業務に従事したのち、フリーランスのPRプランナーとして企業広報やPR業務を請け負ってきた代表・白井(写真中央)。
NHK京都放送局にて、番組ディレクターとしてニュース企画やスポーツ中継に携わり、退職後はフリーランスとして、映像制作やデータ分析、システム開発およびNPO法人での10代のキャリア支援など幅広い分野で活動してきた代表・岡崎(写真後列右)。
グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデュース室を経て、2017年より株式会社ロフトワークに入社。コミュニティデザイン、空間プロデュースからデザインリサーチまで様々な領域のプロジェクトを担当してきた代表・上ノ薗(写真後列左)。
白井:また、社員の中にはクリエイティブ業とはまったく関係のない異業種から転職してきた方もいます。そういった方が置いてけぼりにならないように、意識のすり合わせと同時に、教育も兼ね備えた方法を模索した結果、「勉強会」という制度を導入することにしました。
幸い、僕たち代表は他企業にて勉強会やワークショップの講師を務めてきた経験があるメンバーばかり。社員からも「社外でおこなっている勉強会を、自分も受講してみたい」という意見があり、現在では僕が講師を務める「PR勉強会」、取締役である矢吹 フサコさんが講師を務める「マーケティング講座」を社外・社内で定期開催しています。
社内の人間が講師を務める講座だけでなく、普段お世話になっている社労士の先生を招いて行う「労務勉強会」も毎月行っています。この講座は、会社を運営していく上で不透明なことをなくすために、役員向けに開催しています。
社内向けの講座は、毎回映像を記録して、僕たち代表もあとで視聴できるような形で行っています。勉強会を介して、経営陣は互いの認識のすり合わせができ、社員教育の一環にもなるので、これからも講座数を増やしていくつもりです!
次回ブログでは、枠社内や外部企業でマーケティング講座の講師を務めている矢吹フサコさんに、講座にまつわるお話を伺います。